フルンゼさんのレポートです
(報告)
12月6日(土)の夜、山中湖の近くにある忍野村の
慧光寺で
「イマジン・コンサート」が開かれ、
パリャーノチカも参加いたしました。
ユーロブラス2007責任者の
バウマン少佐、バグパイプのカトケンさん、ピアニストのアンナ・グネシナさん、トランペッターのさきえる、クロブチが参加し、それぞれ演奏しました。
ツリーハウス完成式典にて
パリャーノチカの演奏は、夕食後、約40名の参加者がくつろぐグランドピアノのある大きなリビングで実施。
フルンゼ、ノアのコンビでピアノ伴奏による「青いプラトーク」、「一服しようぜ」、「暗い夜」、「陽のあたる野原で」を次々に披露。
歌の間に、これらが
独ソ戦争中、兵士たちが好んで唄った流行歌で、今もロシアの人々に
老若問わずに愛されていることを内容と共に解説しました。
歌唱に際しては、対訳歌詞カードと共にセットした特製クリスマスカードを配布。演奏と共に喜ばれました。住職の山下さんは、「戦争をなくしたいという思いでイマジン・コンサートをやっていますが、パリャーノチカの歌を通じてロシアの人々が戦場でいろいろな切ない思いを抱きながら、過ごしていたことがわかり感動しました。ロシアの歌はいい!」と話されました。また、演奏後、話しかけてこられた女性は、「ロシアの戦場で唄われた歌が、こんなにのびのびと自由な気持ちを込められていることに衝撃を受けました。時代の雰囲気を再現した演奏、軍服を着て登場したことも驚きでした。すごく挑発的! でも中身はすごかった」との感想を聞かせてくれました。
夜の演奏の最後は、「カチューシャ」の披露と参加者との合唱でしめくくり。「イマジン・コンサート」全体では、フルート・ピアノのコラボによるクラッシック演奏やジャズバンド、インド舞踊と多様なパフォーマンスが行われ、最後に主要各国語による「イマジン」合唱で盛り上げて終了。平和と音楽を愛する多彩な人々、国の面でもポーランド、アメリカ、インドと多彩な国の人が参加し、語らい、食べ、呑み、唄いあいました。
手回しオルガンに興じるプリンセス・バウマン
翌7日には、前日のコンサートにも御主人が参加されていた
喫茶店アミンにお邪魔し、おいしい
ロシア料理のつぼ焼ききのこスープなどをいただきながら、ピアノ伴奏で歌曲を披露。
「小麦色の娘」と「勝利の日」をフルンゼ、ノアコンビで演奏しました。
御主人は、「私はウラジミール・ヴィソツキーなど、ロシアの歌手が好きなんです」と、歌のプレゼントを喜んでくれました。
その後、大急ぎでバウマン少佐の車でユーロブラス2007練習会場へ。
(途中車酔いで石像と化したクロブチ氏「ううむ」)
通常練習に参加する他、
前日のライブ演奏の再現を団員のみなさんの前で行い、また新しいレパートリーである
「黒い瞳のコサック少女」も披露させていただきました。
手ごたえのある二日間で、くたくた。でもノアさん、「床についても思い出して、なかなか眠れなかった」そうです。いい日、いい出会い。