えいこら!
えいこら!
それ、もう一度、もう一度!
えいこら!
えいこら!
それ、もう一度、もう一度!

白樺の幹をはずそう
枝をどけよう!
アイダ、ダ アイダ(くりかえし)
枝をどけよう!
枝をどけよう!

えいこら!
えいこら!
それ、もう一度、もう一度!

俺たちゃ 岸に沿って進む
お天道様に向かって 唄う
アイダ、ダ アイダ(くりかえし)
お天道様に向かって 唄う


えいこら!
えいこら!
それ、もう一度、もう一度!
えいこら!
えいこら!
それ、もう一度、もう一度!

ああ、母なる川 ヴォルガよ
広く 深き川よ
アイダ、ダ アイダ(くりかえし)
広く 深き川よ

えいこら!
えいこら!
それ、もう一度、もう一度!
そら、綱を引け
綱を引け!

えいこら!
えいこら!
それ、もう一度、もう一度!

えいこら!
えいこら!
えいこら‥
Эй, ухнем!             
Эй, ухнем!             
Ещё разик, ещё раз!        
Эй, ухнем!             
Эй, ухнем!             
Ещё разик, ещё раз!        

Разовьём мы березу,
Разовьём мы кудряву!      
Ай-да, да ай-да, ай-да, да ай-да,
Разовьём мы кудряву!       
Разовьём мы кудряву!       

Эй, ухнем!
Эй, ухнем!
Ещё разик, ещё да раз!       

Мы по бережку идём,        
Песню солнышку поём!       
Ай-да, да ай-да, ай-да, да ай-да,   
Песню солнышку поём!       

Эй, ухнем!
Эй, ухнем!
Ещё разик, ещё раз!     
Эй, ухнем!
Эй, ухнем!
Ещё разик, ещё раз! 
    
Эх ты, Волга, мать-река,
Широка и глубока!
Ай-да, да ай-да, ай-да, да ай-да,
Широка и глубока!

Эй, ухнем!
Эй, ухнем!
Ещё разик, ещё раз!     
Эй, тяни канат!
Тяни канат!

Эй, ухнем!             
Эй, ухнем!             
Ещё разик, ещё раз!        

Эй, ухнем!             
Эй, ухнем!           
Эй, ухнем...
Эй, ухнем(ボルガの舟歌)
現在、ロシア民謡として知られている曲は、近代になってからロシアの作曲家たちが取材して採譜し、整えたものを基にしています。それを後世の演奏者を含む音楽家たちが、メロディーや歌詞に手を加えてアレンジしたものが現在に伝わっているのです。

 代表的なロシア民謡、「ヴォルガの舟歌」もそうしたものの一つです。この曲の基になっているのは、ロシア国民楽派の作曲家ミリー・アレクセーイェヴィッチ・バラキレフ(1837〜1910)が1860年代にヴォルガ川の上流にあるニジニ=ノヴゴロド地方で採譜したものです。

当時、ヴォルガ川沿岸では、物資や旅客の輸送を担う川船の接岸を補助するための舟曳き人夫たちが多数働いており、その多くは貧農小作人や放浪者たちから成っていました。こうした下層民たちが働きながら唄う労働歌に惹かれる芸術家が多くいたのです。

この歌は、もう一人の芸術家による労作でいっそうロシア国民や後世にいたる世界に強い印象を与え続けることになりました。著名な画家イリヤー・イェフィーモヴィチ・レーピン(1844〜1930)が1870年頃に描いた「ヴォルガの舟曳き」です。レーピンの画は、まさに「ヴォルガの舟歌」の光景を具現したものでした。

その後、この歌は著名なバス歌手の登竜門のようなものになり、20世紀前半期の偉大なバス歌手フョードル・イヴァーノヴィッチ・シャリアピン(1873−1938)が「仕事の歌」と共に愛唱しました。その後、赤軍アンサンブル(アレクサンドロフ・アンサンブル)が戦後、行進曲風の力強い編曲(ボリス・アレクサンドロフ)で演奏するようになり、このスタイルが一般に知られるようになったのです。

埋め込み映像は、1965年にソ連陸軍アレクサンドロフ記念アンサンブルがチャイコフスキーホールで演奏した時のものです。ソリストは、私たちと現在交流のあるレオニード・ハリトーノフさんです。ハリトーノフさんによる表現力豊かな「ヴォルガの舟歌」は世界的に有名になり、その録音は多くのCDに用いられています。

「ヴォルガの舟歌」(Эй, ухнем)

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