11月14日(金)『MUSIC PEACE PROJECT LIVE in ライブインマジック』


 6時から開演されたライブは、アイドル歌手・グループのみなさんから、味のあるナイスミディ・バンドやギタリストが次々に登場。懐かしい曲や有名歌謡曲、ポップスのカバーからオリジナル曲まで、元気よく華やかな舞台が続きました。
 その中で、パリャーノチカはバグパイプ・カトケンさんと共に9時頃登場。パイプの「スコットランド・ブレイブズ」の調べで入場し、配置についた我がユニットは、「小麦色の娘」(男声二重唱)で皮切り。期せずして会場から手拍子が起こり、曲の威力をあらためて実感しました。


 その後、最近のスタイルであるバグパイプ曲(「スチームとレイン」「君が代」(!)など)を挟みながら、「勝利の日」「兵士が唄うとき」「カチューシャ」を披露。圧巻は、この日初おめみえだった「青いプラトーク」でした。ノアさんの美しい声がロシア語で素敵な歌詞を空に放つと、不思議な雰囲気がかもし出されました。この曲は、ソプラノ歌手の鮫島有美子さんもレパートリーにしているものですが、日本人歌手が日本に於いてロシア語で唄ったのは、これが初めてなはずです。

   
  「兵士が歌うとき子供は眠る」                    「カチューシャ」


 プログラムを終えると、大きな喝采を浴びました。アイドル中心のライブで空気を壊すのではないか、と若干危惧していたのですが、出演者の方も含め真剣にみなさんが聴いてくれ、演奏後も音楽面のことでいろいろな質問が寄せられました。

この日の演奏が好評だったことは、後述する「都電イベント」への参加よびかけにこの日の参加者が何人か応じていただけたことにも示されています。


 出演は、ノア、フルンゼ、ボラーゾフ、それに駆けつけたクロブチでした。もちろん、強力な助っ人にして欠かせぬパートナーバクパイプ・カトケンさんの支援があっての成功でした。みなさん、本当にご苦労さまでした。また、聴いていただいた皆様、本当にありがとうございました。


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